スマホゲームの罠

2019年7月12日

スマホゲーム市場が1兆円を超えたらしい。とんでもない市場だ。
電車に乗っても、繁華街に行っても、飲食店の中でまで、みんなスマホを見てゲームをしてる。隙さえあればやってる。ヒマだからじゃなくてゲームをやるためにやってるから。

ちなみにおれもゲームは好きだ。スマホゲームもやっていた。うん、過去形ね。今はやっていない。思うことがあって、全部アンインストールしたんだ。
以前、スマホゲーと女性を追う男性心理について書いたけど、もっとヤバいことに気づいてしまった。

スマホゲームは課金という制度がある。課金とはゲームにお金を払うこと。1兆円市場を支えているのは男らしい。男のほうが課金する人多い。
「たかがデータにお金を使うなんて」。信じられない人もいるだろう。でもみんな課金する。事実だ。

ゲームにお金を払っていったい何をするか。

理由で多いのは強いキャラを手に入れるためだ。
それが課金の理由。
それだけ?うん、それだけ。本当にそれだけなんだけど、根深い理由がある。

1回300円~500円くらいのクジで強いレアキャラを当てる、ガチャという制度。
強いレアキャラを入手できる確率はだいたい3%~5%。もっと低い場合もある。

これまで苦労していたゲームステージがレアキャラを手に入れた途端、苦なくクリア出来るようになる。ゲームによっては、通信で同時にプレイしたり、自分のキャラをフレンドと呼ばれる人に貸したりも出来る。

強いレアキャラは人気者。みんなこぞって欲しがる。レアキャラは他プレイヤーとの同時プレイでは称賛され、フレンドからはたくさん要請がありたくさん使われる。たくさん使われるとアイテムがもらえたりする。

まわりからは頼られ、褒められる。
自分でも今まで出来なかったことが出来るようになる。
難しいステージが難なくクリアできるようになる。

ゲーム会社のいやらしいところは、そんな強いキャラを出しておいて、新たにそのキャラが有利なステージを作るところだ。
ステージクリアの報酬は、そこでしか入手できない強いアイテムだったり、限定アイテムだったりする。
余計に欲しくなる。

さらにいやらしいのは、ある程度そのキャラがプレイヤーに行き渡ると、また難しいステージを作り、さらに強いキャラを出現させる。またみんな欲しくなる。
このループだ。

強くなりたい。認められたい。頼られたい。褒められたい。人気者になりたい。
だから新しいレアキャラが欲しい。
だから課金し続ける。結果、1兆円市場だ。

なにがヤバいのかというと、手のひらの中に、男の願望が詰まっていること。全ての欲求をインスタントに手軽に解決できるんだ。

成長。仲間。達成感。自己承認欲。自己顕示欲。所有欲。努力の結果の報酬。

「なんでゲームデータにお金払うかわかんない」
これでちょっとわかったかな?
レアキャラが欲しいんじゃなく、願望を満たすことができるから欲しいんだ。

願望を実現するためのパワーをスマホゲーに使ってしまっている。
ゲームだけで満足し、そこで完結する。

自分のやりたいこと、やろうとしていたこと、人間関係、恋愛関係、ビジネスなんかにそのパワーを持っていけばいいのに、ゲームで満足してしまい何もしなくなる。

ゲームは安全だ。何があっても自分は傷つきもしないし失敗しても路頭に迷うことはない。お金さえあれば手軽に快感を手に入れることができる。課金しすぎたら破産するかもしれんけども。

男から挑戦する機会を奪ってしまっている。ゲームにハマるんじゃなく・・・
やりたいことをやればいいのに。
好きな人と遊べばいいのに。
もっとまわりを巻き込んでまわりと楽しめばいいのに。
どんどんいろんなことに挑戦すればいいのに。

楽しむだけならゲームはいいと思う。この記事はゲーム会社の批判じゃないから。
のめりこんだら、ちょっとマズイ。いや、かなりヤバい。

今日も来てくれてありがとうございます。
ハマったおれだから話せます。
ヤスでした。